僕たちは数日前にビーチで出会った、ライオンハートと名乗る人から連絡をもらった。彼はある人物と交渉をしてくれて、僕たちが韓国に入国するのは可能だと言った。みなさんも想像できるように僕はそれを聞いてとてもうれしくて でもこの幸運なことが信じられなかった。約3週間待ち続け、1ヶ月間のメールのやり取りの末、この1人の男性こそが僕たちを韓国への入国を可能にしてくれたのだ。日が進み、夕暮れ近づいたとき、康司がその男から電話を受け 僕に手渡した。彼は、僕たちがカヤックで入国しようとしていたことに気づいいなかったらしく、“カヤックは韓国に入国できない”と告げた。この言葉がぼくの頭の中で何度も繰り返され、それまで持っていた 韓国へ入国できるんだという希望は消え たった50kmの距離の国への入国の難しさの現実をつきつけられた。会話を続けていると、彼はもう一度彼の友人と話せるかもしれないが、2、3日待たなければならないと言う、僕たちは 天候が良いと予想される日曜日(2日後)に対馬を出発しないといけないといけないと伝えた。その日を逃すと 帰らなければならない日まで もう渡れるチャンスがないと思われるからだ。私たちは会話を終え すでに 時間がたってのびてしまい、おいしくなくなった食べかけのラーメンをまた食べ始めた…
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